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この本の背景

 (社)日本能率協会で日本で最初の起業家人材育成=ビジネスリーダープログラムを開発するにあたり、研究をした結果、メンタリングのノウハウが重要であると考えた。

 米国においてファーストレディのメンターを務めるなど、メンタリングの母と呼ばれるマーゴ女史とは、ISPI(international society for performance institute)の会合で面識があった。マーゴ女史はISPIの元会長でもある。ソニー盛田氏へのメンタリング経験を持ち、日本企業への期待や信頼も厚く、業務提携を行うと同時に翻訳の快諾を得ることができた。
 
 日本で独自のメンタリングを開発する上で、大変勉強になった一方で、日本では当時コーチングなどが紹介されていた。米国でみるメンタリングやコーチングの概念と違和感を感じるものもあり、先駆的存在であるマーゴ女史の書籍を日本で紹介することが、日本で健全なメンタリングの浸透、ひいては起業家人材の育成に繋がるものと考えた。

 メンタリング・プログラムの開発は試行錯誤であった。プロテジェ(メンタリングを受ける側)より、メンター側の育成が先ずは問題であった。日本では、背中を見て、真似て、黙って育てという雰囲気がある。アクティブ・リスニングなどもっての他で、わからなければ聞いてこい。仮説がなくて聞くなバカ、というがそれまでの育成環境である。
 何を問い、どのようなルールで、どの程度の頻度で、どのようなチームで価値ある人材を育成していくか・・・。正解はないのであるが、ある程度、確かな方法、成果などが見えてくるようになった。

 外資系では、新人のリテンションと選抜人材へのインセンティブとして導入れることが多いのではないか。